リクルートキャリアが発表した「転職決定者に聞く入社後にとまどったことは? 」という問いに対して、上位3つの答えがこちらです。
- 前職との仕事の進め方ややり方の違い
- 社内や業界用語等、専門知識が分からない
- 職場ならではの慣習や規範になじめない
でした。
かつての転職後のわたしも全く同じことでとまどい悩んだのですが、この解決方法はズバリ「慣れ」と「仲間づくり」です。どの項目も時間が経てば覚えるものなので、転職直後は悩むこともあるのですが、誰でも最初は分からないことだらけなのはしょうがないことです。悩む必要などなくて、「最初は分からなくて当たり前」という気持ちでいいと思います。
5つの会社で働いてきたのですが、3社目くらいからそういうものだと割り切るようになりました。3社目の時は、入社直後から17時30分ダッシュを連発しました。入社直後なので、ムダに残業して頑張っているアピールを転職初心者の頃はしていたのですが、長い目で考えれば、そんなに早く帰ることができるのは入社直後か、会社でめちゃめちゃ信頼を勝ち取って仕事がスムーズになったときか、偉くなったときのいずれかしかチャンスはありません。
後者2つに関しては、下手すると一生巡ってこないこともありますので、入社直後にさっさと帰るというのはやっておいたほうがいいと思います。妙な気遣いから残業したとて、会社には貢献してないですし、教える立場の人も面倒見るのが実は大変なのです。さっさと帰ってもらったほうが、自分の仕事時間が増えて仕事がはかどるなんてこともよくあります。
すごく大切なのは「仲間づくり」です。例えば転職の同期がいれば、その人と仲良くなっておくだけで、孤立から解消されて気が楽になりますし、何でも相談できます。分からないことをシェアしたりするだけでも、大きいです。仲間をどこに求めるかなのですが、同期以外にも仕事を教えてくれる人であったり、転職してきたあなたを面白いと思ってくれる人であったり、いろんなパターンがあります。
ただ「仲間づくり」が難しいのは、入社直後時点ではあなたは外様大名みたいなもので、元々あったコミュニティとはまだ距離があるということです。いい仲間を見つけたからといって、その会社のダメ出しをしまくった途端、あなたが浮いてしまうなんてこともあります。仲間づくりに労力を注ぎ過ぎてしまって、疲れてしまうなんてこともあります。
仲間づくりも急ぎ過ぎないで、まずはいろんな人に会って仕事を一緒にしてみることです。1年もすると、会社のコミュニティの色が見えてくるので、こちらも本当はゆっくりでいいと思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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