会社員が「天職」に出合う確率は何パーセントか?

天職

廃刊になってしまいましたが、駅でおなじみのフリーペーパーR25のアンケート調査で「会社員が天職に出合う確率」 が面白かったのでご紹介します。アンケート対象者は、30代~40代の男性222人が対象です。

「現在の仕事が自分の天職だと思うか?」

という質問に対して、60.8%の人が天職ではないという回答をしています。逆に考えると、4割もの人が天職を見つけたということです。わたしの予想では2割もいないんじゃないか?と思っていたので、正直天職についている人の多さにびっくりしています。

天職ではないと思う理由TOP5の結果がこちら。

■現在の仕事が自分の“天職ではない”と思う理由TOP5(複数回答)
1位 仕事が楽しくないから/嫌いだから 42.2%
2位 自分の力を発揮できていないと思うから 35.6%
3位 他にできる仕事、やりたい仕事があるから 23.7%
4位 他の人より成果を挙げられていないから 19.3%
5位 まだあまり長く続けていないから 13.3%

天職ではないと思っている人の7割が、今後も天職には出会えないと思っている、要はあきらめている人が多いというのも特徴です。完全に生活のために仕事している人たちで、もったいないって思います。

天職の基準 「自分の力を発揮できているかどうか」

天職かどうかの基準に、自分の力を発揮できているかどうか があり、天職だと思っている人は自分の力を発揮している人だそうです。力を発揮する → 達成感を得る → 天職だと感じる  という事です。また力を発揮できるということは、同時に他人に認められることでもあり、それを天職だと感じる人も多いと考えます。

「現在の仕事を天職だと思えるようになったのは何歳の時か?」を尋ねてみると、平均年齢は32.6歳という結果に。現在の仕事を最初から「天職」だと思った人もいるが、その仕事を続けていくなかで、天職であると思うに至った人が多いのだろう。実際、「天職だと思う理由」として、37.9%の人が「長く続けているから」を挙げている。「石の上にも三年」ではないが、はじめから天職だと思えずとも、続けていくうちに天職になる可能性もあるのだ。

仕事を続けていく中で、確かに自分に合っているなと感じることあります。わたしも結局は3社目のお仕事が最も長かったのですが、どれが天職かと言われればこの仕事が天職です。

「天職は?」と聞かれたら?

 「いつ何時でも、楽しいと思って仕事ができること」  だと答えます。「運命の人」に出会いたい!と思っている人は、どこか白馬の王子様を待っている感があります。「天職」も同じ気持ちでいると、一生見つかりません。自らが白馬にまたがって、探しに行かないと見つからないもの、それが「天職」です。

 「23時に働く」

という状況になった時を想像してみます。もし独立して自らの意思でそれを選択したのならば、まったくストレスに感じません。一方でサラリーマンで上司から言われた言葉ならば、絶対に嫌なはずです。主体的にいつでも楽しく仕事ができれば、それが天職だと思っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。