履歴書の趣味に「読書」と書いてはいけないワケ

履歴書趣味欄

履歴書にある謎の 「趣味欄」。

いったい、趣味の欄はなんのためにあるの?

と正直思うのですが、キャリアを重ねたみなさんならば、無難にいこう!と 「読書」 や 「映画鑑賞」 と書いてしまいがちではないでしょうか?それではもったいないですよ!というお話です。

実際あった 「趣味欄」 の体験談

わたしの趣味欄には、「海外旅行(変わった国へ行く事が好き:行った国:ケニア、キューバ)」 と書きました。この書き方で実際にあった面接官の質問としては、

面接官: 「なんでアフリカに行こうと思ったのですか?」
面接官: 「変わった国って、これからはどういった国に行こうと思ってますか?」

この質問を受けた時、「よしっ、きたっ!」 と心の中でガッツポーズしました。面接において趣味欄に触れることは経験上ほとんどなかったわけですが、趣味の欄をこのように変えただけで見事に面接官がひっかかってくれたのです。もしここに「読書」や「映画鑑賞」という当たりさわりのない書き方にしていたら、このような質問はなかったはずです。

面接官の興味がどこにあるかなんて分からない

「変わった国へ行く事が好き」という書き方を、面接官によっては「チャレンジャーな人かもな~」と取ってくれたり、「わたしもアフリカ行ったことある、珍しい共通点だなぁ~」と思ってくれる人もいます。

面接官の選考基準なんてどこにあるか分からないし、意外なところで 「こいつ面白い奴だな!」 となることがあります。どうとるかは相手次第なわけですが、「読書」という書き方では、相手は何も感じずにスルーしてしまいます。

では趣味欄にどう書くか?

もし「読書」が本当に趣味だったとしても、具体的な作家名や作品名まで踏み込んで書くべきです。面接官の中に、同じ作家好きな人がいるかもしれません。その作品に特別な思い入れがある人かもしれません。ただ「読書」と書いただけでは、相手には何も伝わりませんし、話題の広がりもありません。

歌のコンテストで優勝したとか、けん玉で世界一になったとか、ミスコンで優勝したとか、なんでもいいんです。「えっ??何これ?」と昔の趣味や特技って、何かあるはずです。わたしは大した趣味もなかったのですが、”変わった国” という書き方だけで、面接官の興味を惹くことができました。

一発勝負の面接という舞台において、無難にいくことは何のメリットもありません。無難にただ 「読書」 とだけ書く事は、趣味の欄を空欄で提出するのと同じ事です。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。