11社の転職エージェントを利用して思う「職務経歴書」の指導について

職務経歴書

数えただけで、11社もの転職エージェントを利用してきました。思い出したのが11社で、個人レベルのエージェントでカウントできていないところもあるかもしれません。

大手から中小、外資特化型などいろんなタイプのエージェントにお会いして、毎回思うのが「職務経歴書」の指導への違和感です。初めて転職する人にとっては、こういった履歴書や職務経歴書の指導はありがたいものかもしれません。

しかし、わたしのように何度も何度も履歴書や職務経歴書を作った人間にとっては、あまりメリットがありません。A社で指導を受けた職務経歴書をB社に見せると、

エージェント:「これでは人事担当者に読まれませんね、ポイントがどこか分からない」

A社ではこれで行け!と言われたのに、B社では全然ダメ。B社のコンサルタントが、A社のコンサルタントのダメ出しをしているとしか思えません。これを何度も何度もわたしの場合やったので、途中からは自分のエージェント使用歴を伝えるようにしました。

わたし:「この職務経歴書、A社とB社とC社の指導のもと完成しました」

すると、あまり修正されることはなくなりました。

職務経歴書の指導はエージェントのアピールポイント?

エージェントに登録して、初期に受ける職務経歴書指導。ここに力を入れてくれるコンサルタントは多いのですが、その後の会社紹介になると急にトーンダウンすることがよくあります。見せ場はここしかない!と言わんばかりに、頑張ってくれるのはありがたいのですが、どっちかというとその後の会社紹介や、面接のフィードバック後にどうしたらいいか、そっちに力を入れてほしいのです。

会社を紹介するフェーズになると、仲介役でしかないのであまり自分自身をアピールできるポイントが減ってきます。だから最初にあんなに頑張ってしまうのかな?と穿った見方を、いつもしておりました。

たぶんわたしたち応募者が一番欲しい情報は、その会社特有のものです。面接ではどんなことを聞かれたか、社風はどんな感じか、離職率は高いのか、そんなところです。あまりネガティブな情報は提供しないようにしようとする方もいらっしゃいますが、もう1社のエージェントから教えてもらったりすることもあるので、提供しない人への信頼がなくなったりすることもあります。

職務経歴書作成に熱が入って、情報収集の時間が少なくなるようでしたら、上記のような手も使えます。わたしのようなジョブホッパーにしか有効でない情報かもしれませんね(笑)

職務経歴書

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2014/09/11

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。