熊本地震で思い出す東日本大震災のときの「働き方」のこと

熊本の大地震をみて、東日本大震災を思い出す方は多いのではないでしょうか?

家まで何時間もかけて歩いて帰った方、わたしが当時いた会社の同僚の女性はやむを得ずラブホテルに泊まってから、次の日帰ったという人もいました。当時考えさせられたことを、思い出しながら列挙してみます。

  1. 勤務地と自宅の距離:距離があると、被災したとき大変
  2. 家族の大切さ:働くことも大切だけど、自分の家族が生きていることのありがたさ
  3. オフィス環境:高層ビルはかなり揺れる。また非常階段で降りると、かなり大変
  4. 人生何が起こるか分からない:突然被災してしまうこともあるから、やりたいことはすぐにやる
  5. 残業時間の見直し:命のありがたさ、時間のありがたさを感じ、ムダな残業を減らそうとした

あれから5年も経つと、こういった気持ちも薄れ、いつもの日常に戻った働き方をしている方が多いかと思います。しかし、熊本の大地震で、再びこういった思いが頭をよぎった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

当時、会社と自宅が近かったため、奇跡的に19時には自宅におりました。バスはあり得ないほどギューギューでしたが、それでも早々に自宅に居て、ニュースを食い入るように見ていたことを思い出します。翌週の月曜日は会社がお休みでしたが、それ以降普通に出勤していたように記憶しています。

節電への意識から、午後4時に退社をした会社もありましたよね。終業時間を早くした代わりに、余暇に時間を使うかたもいらっしゃいました。ハッピーアワーを設定して早い時間に飲みに行くと、若干お酒が安かったもしました。ハッピーアワーは居酒屋によっては残っていますが、終業時間はまた昔に戻っている会社がほとんどでないかと思っています。

熊本地震で思い出したいのは、時間を効率的に使うことです。人の価値観を変えた大地震から学ぶことは多かったはずですが、なぜか日常に戻ってしまうところが、自分の弱さでもあると感じています。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。