東芝の早期退職者に熱視線は注がれるのか?

東芝リストラ

駅のフリーペーパー、R25。紙での配布が終了し、ネット版しかなくなってしまったのですが、ひとつ面白い話を見つけて内容に共感してしまったので、ご紹介します。

結論からいえば、それはかなりレアケースですね。たまたま人材を求めている事業と、人材が重なったのでしょう。珍しいからこそニュースになっているのかと…
引用元:http://r25.jp/career/00050382/

これは東芝を早期退職した人が、2016年になり転職市場にあふれ、中途採用している会社から注目されているのか?という問いに対しての答えです。結局、注目されてはいない・・・なぜか?

リストラが行われてから転職に動いたのでは条件として不利になる一方です。大企業に勤めているならば、リストラ発表前に動いておけば“貴重な人材”として扱われて、年俸交渉も強気でいける可能性が高い。ところがリストラが行われたとたん、ライバルが1000人とかいるわけでしょう。『またアソコの人ですか?』なんて言われて買い叩かれますよ
引用元:http://r25.jp/career/00050382/

本文以外に書いてあったことも、面白いなと正直思いました。

「外資のリストラは早い、日本企業のリストラは遅い」

わたしはどちらのリストラも見たことがありますが、確かに外資は見切りが早いです。悪く言うと、業績とすぐ連動してリストラとかやってしまいます。ドライな外資系と言われることがありますが、こういうところはドライかもしれません。しかし、長い目で見れば、これはいいことです。

遅いリストラ=泥舟にしがみついて、ギリギリまで大企業に残った結果、転職市場には同じスペックの人があふれて、ライバルに勝てないということはあります。タイミングによって、価値を失うことがあります。外資はドライかもしれませんが、実は温かいのかもしれません。古くなりますが、山一證券のときも同じようなことが起きましたが、当時はもうちょっとニーズがありました。

記事にもありますが、今は大企業1社で勤め上げたことに対して評価されないとあります。わたしも面接官で、何人かの20年戦士のお話を聞かせて頂きましたが、井の中の蛙感がすごくて、面接不合格とさせて頂きました。

下記記事の内容と、とてもリンクします。会社への忠誠心よりも、自分の市場価値の見極めがとても大切です。東芝の皆さまは、うまく立ち振る舞っているのでしょうか・・・

「業績悪化」 で 「転職」 を考えるということ「業績悪化」 で 「転職」 を考えるということ

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。