「会社に在籍中に転職活動をして、次の就職先を決める」
これが一般的ですが、やむを得ない事情で会社を 「すぐ」退職しないといけない場合があります。
・体調を壊したり、メンタル的にやられたり
・上司とケンカしちゃったり
・とにかく今すぐ!辞めたかったり
・忙しすぎて転職活動できないから、辞めたり
・リストラにあったり
・突然の介護が始まったり
収入源が絶たれるものの、住宅ローンや家賃、教育費、生活費など毎月の支出は継続するので、慌てます。生活が慌て出すと、転職活動も慌て出します。
「とりあえず収入確保したいから、とにかく内定!」
となって、変な会社に入ってしまう・・・でまた転職というスパイラルに陥ります。でも貯金があれば、
「1年は生活可能だから、じっくり腰を据えて転職活動しよう」
という、”余裕”が生まれ、転職活動で慌てる事がありません。貯金は転職活動の安心料 みたいなものです。一般的に 「転職するなら貯金はいくら必要」 なんでしょうか?
転職サイトが語る「転職するなら貯金はいくら必要?」
例1)日経ウーマンは300万円
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20130729/158561/?ref=career-work-shin
例2)Typeは707万円
http://type.jp/s/caretopi/money/20130129.html
こういうのって、平均出してもあまり意味ないですよね?それぞれ生活の仕方が違うので、300万で十分な人もいれば、700万でも足りない人もいるわけです。「転職するなら貯金はいくら必要?」って、当たり前ですが「人それぞれ」というのが答えです。わたしは1度ニートになった時に、貯金が底をつきそうになりました。でもあの時のつらい経験は、今とても役に立っています。
元京セラ稲盛さんの教え
ニート時代に貯金が底をつきそうになって、あせって転職。入社が決まったものの、まさかの4か月待機(笑)何がひどかったかって、FXで数か月分の生活費が一晩で吹き飛びました(笑)
生活レベルってなかなか下げられない・・・とよく言いますが、こうなると下げざるを得ません。で、強制的に下げてみると ”向こう側” が見えました。
「なんだ~、意外となんとか生活できるんだっ!」
一旦下げて生活が成り立つと、あらゆる無駄な支出もなくなっています。そこから今度は普通に就職すると、あら不思議。貯金が増えていくんですよね、さらに副業もしていればもっと増えます。あの時、自分に誓ったのが、
1.長期ローンは組まない
2.会社をすぐ辞めても、なんとかなるレベルの副業を育てておく
3.無駄な支出は、徹底的にカットする
4.若いうちに投資の勉強をしておく(失敗しても若ければやり直せる)
あれから5年近く経過しますが、すべて実行しました。なので、今はとても身軽です。この経験から「転職するなら貯金はいくら必要?」ではなくって、元京セラ会長の稲森和夫氏が言うところの、
「入るを量って、出ずるを制する」
事が重要で、貯金の額はこれを実行した結果でしかないんだと。収入を最大化する努力をして、支出を徹底的に抑える 当たり前なんですが、いろんな支出に縛られて身動き取れない人って、多いですよね・・・・
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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