上司として部下に「反論する隙」をあたえていますか?

上司 部下 反論

上司と部下には上下関係があり、一般的には上司の指示に従って、部下は仕事をする構図になっています。

本当は部下から上司という流れもあるべきなのですが、上司の態度や仕事の進め方、ダメ出しばかりすると、部下は委縮してしまってその流れを断ってしまう場合もあります。そしてそれを心地いいと思ってしまう上司も一定数いて、思い通りに部下が動く環境を自分の安住の地として振舞う人もいます。

上司はビジネスにおいて、優れたアイディアを連発できるわけではありません。その会社での経験値は豊富なので、企画の通し方であったり、資料の作り方や社内プレゼンのノウハウは蓄積されています。しかし、上司のアイディアに市場価値があるかどうかは別の話で、実は単なるレガシーアイディアであることも多いです。

会社という組織に属しているのなら、部下のアイディアを吸収したり、エクスパンドしてあげて、会社の業績に貢献するという姿勢が大切です。自分の経験値と、今までにない部下のアイディアをうまく融合したり、まったく市場にない発想ならば上司として部下のリスクを背負うという覚悟が大切です。

ふだんから上司が受け入れ態勢を整えておくことも大切ですし、何より近寄りやすさであったり、ミーティングの雰囲気づくりなども大切です。いわゆる上司としての「隙」を作って、部下にそれを分かってもらうということも必要だと感じています。

わたしがよく使う手としては、あえてミーティングを社内ではなく、社外のスタバでごちそうしながらミーティングと言わずに、好き勝手しゃべらせるということもやりました。またケーキを食べながらやったりしたこともあります。不思議なもので、そういうときのほうが奇抜なアイディアはたくさん出ます。

社内なら上司がいうコトバだけを黙って聞くミーティングなのに、環境が変わっただけで、ケーキが目の前にあるだけで、なぜか議論が活発になったりしました。形式ばったミーティングよりも、中身が濃く、いい成果にもつながりました。

部下に対して「反論する隙」を与えておくことが大切ですし、常に意見をしやすい環境を作ることが上司としての役割だと考えます。先日、徹底的に部下を抑え込んだ上司の話を聞きまして、こんな記事になってしまいました・・・

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。