転職先選びの新基準 「会社の商品が高いか安いか」 で決める!

売上100億円の会社が、希望の転職先だとします。

この売上をどのように稼いだのか?を見るには、会社の商品やサービスを知る必要があります。もっというと、その会社が扱っている”商品やサービスの平均単価” がいくらか知る必要があります。

簡単な例を挙げると、1個1億円のジュエリーを100個売る会社を転職先にするか、1個100円を1億個売る100円ショップの会社を転職先するかで、入ってからの忙しさは全く違います。

これは商品に限りません。格安単価でサービスを提供するのか、高級サービス路線を提供するかでも同じことです。IT系でも上流工程専門か、下流工程で下請けの仕事かでは忙しさが違います。

日系企業ではボヤっとしていますが、外資系企業ではこの2つをはっきりと分けて募集しています。

外資系では 「FMCG」 と 「ラグジュアリー」 で分けられる

「FMCG」 とはFast Moving Consumer Goodsの略で、日用品などの低価格の消費者向け商品の事を差します。「ラグジュアリー」 は言わずと知れた高級ブランド品で、高単価です。

扱う商品の単価が全く違うので、高級品はそんなに “数” を売る必要はありません。利益率も高いです。ただし在庫を持ったら最後、これがキャッシュに変わるまでにえらく時間がかかります。

一方のFMCGは回転が速いので、どんどんキャッシュは入ってきます。ただ消費者も飽きやすいので、次々と新商品を開発し続ける必要があります。当然のことながら、”数” を売らないと儲かりません。

この2つのビジネスを聞いて、こう思うはずです。

「ラグジュアリーはラクそうで、FMCGは大変そうだ」

ここからは転職する人の “気質” の問題です。

「ラグジュアリーはゆっくり過ぎて、わたしには退屈」 と言う人もいれば、
「FMCGみたいな目まぐるしいのは、若い人に任せたい」

これは個人差があります。転職先選びの基準と言えば、給与や福利厚生、地域、企業規模、年間休日などを挙げる人が多いのですが、

「商品やサービスの平均単価を見て、自分の気質にあっているか」

を見極めるのも面白いです。外資系だと一旦ラグジュアリー系の会社に入ると、その業界に居続ける人多いですよね。わたしはどちらかというと、FMCG系に属するのかな~

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。