ある元人事マネージャーが、
『わたしは何千人、いや何万人も面接で人を見てきたんですよ~』
若干自慢げに?私に語ってきました。その方は後にエージェントへ転身されるのですが、私も面接官をすることになり、
『どういう質問を、面接ですべきですか?』
と聞いてみました。
『じゃぁ、模擬面接という形で1回やってみましょうか?』
『はい・・・い、いいですよ』
とこんな感じで模擬面接が始まりました。最後に総括とポイントを教えてくれたので、それをここに書きます。いろんなサイトに載っていることなので、ちょっと違うなぁと思ったところだけ書きますね。
目次
会社を選んだ理由、退社した理由を簡潔に説明
この簡潔にというのが、かなり重要かもしれません。私は以前の面接で人事の方に、”詳細に” と言われ、真に受けてそのまま詳細に話したら、役員に ”簡潔に話せ” と怒られた事があります。職務経歴書の説明は、何回したか覚えてないくらいしてますが、入社退社の理由は最初してませんでした。でも、毎回質問されるんですね、この部分は。
学生時代や最初の会社を選んだ理由
35歳を過ぎていれば、学生時代の会社選びなどほぼ理由などない!そう思う方も多いのでは。私もそうなのですが、この元人事の方は、面接で必ず聞きますよ!と自信をもって言うのです。私が面接官の時は聞きませんでしたが、ベタな人事が面接官の時は確かに聞かれますね・・・。
相手の立場で共感できる部分を多く盛り込む
できるだけ応募企業特有のキーワード、業界用語などをちりばめることで、『この人、企業研究しているな』 と思わせることができます。また自分の知らないことよりは、知っていることを話してくれた方が共感もちますよね?これは面接でも同じこと という事を教えてくれました。そりゃそうだ。
いろいろ教えてもらったのですが、さすが元人事。ベタすぎるアドバイスが多かったので、私が面接官の時は、ぜんぜん違う方法を本で学んで実行しました。面接官も数をこなしている方というのは、ちょっと自分の実績に酔っているんじゃないかと。その実績に当てはめて、はまった人が合格。これもぶっちゃけ、面接官の採用基準になったりもするそうです。
これが面接官のホンネだと、愕然とするのですが・・・いかに相手の立場に立てるかという意味では、重要だなと思った出来事でした。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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