「ポートフォリオ」という言葉をご存じでしょうか?
ポートフォリオとは、例えばクリエイターが自分の作品集を一覧にすることを言いますし、投資でも株式、現金、投資信託などいろんな投資商品を組み合わせてもつときに、ポートフォリオを組むといいます。フリーランスもよく自分のポートフォリオを作っていて、それは自分自身を分かってもらうために、フォーマットは様々ですが今までやってきた仕事の実績、著書、マスコミ出演経験などを一覧にして、ポートフォリオとして、ネットに掲示したり、チラシを作ったりする方もいます。
会社員であっても「ポートフォリオ」を作るような働き方を
会社員の難しいところは、例えば売上昨対比30%増という結果を出したとしても、その商品自体を企画してないと強く言えないところもあります。たとえ商品を企画したとて、マーケティング部のマーケティング力が良かったのかもしれないし、お店の販売方法に工夫があったのかもしれない、仕入れた数が適当で、機会損失がなかったのかもしれないと、個人に成果を紐づけることが難しいです。
部署によっては、例えばアート作品などデザインを担当するクリエイティブなどは、自分のデザインしたものを次の会社に提示するだけで、その人のセンスや仕事の評価は一目瞭然です。
営業担当だと、新規で獲得してきた得意先であったり、仮に会社を辞めたとしてもその後も友人として付き合っていけるような関係にある場合は、守秘義務等を考えながらアピールできる部分もあると思います。
どんな部署、どんなポジションであっても、誰にでもできる仕事とそうでない仕事があります。ルーティーンも大切なのですが、ポートフォリオを作る上で意識しないといけないのは、「自分が作った、自分が変えた、自分が仕掛けた」という分かりやすい証拠です。
これを意識しながら仕事をするだけで、立派な職務経歴書が完成します。また、フリーランスのように、この仕事は1本いくらという意識が会社に居ると希薄なので、この仕事を会社員ではなくフリーランスで独立して仕事を受けたら、いくらになるだろうという意識も、ステキなポートフォリオを完成させる一歩になると思います。
天職が見つかるきっかけにもなる
資産を現金、株式、FXに分散投資をすることもポートフォリオを組むというと冒頭に書きましたが、ご自身の仕事だけでなく、趣味や副業などを一度すべてリストアップしてみるのもいいと思います。おそらく今の収入のほとんどは、会社員としての給料から来るものだと思いますが、趣味や副業がお金になっていて、その割合がどんどん大きくなるのなら、それは天職なのかもしれません。
転職のときにアピールできない会社はまだ多いかもしれませんが、この会社以外のポートフォリオを転職でアピールして面白いと思ってもらえるような先進的な会社は今後増えていくと思われます。自分のポートフォリオを作ると意識で、転職や天職につなげてみてください!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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