『美しい会社の辞め方』
なぜかそんなキーワードで、ブログが書きたくなりました。それには理由があります。先週のことですが、自宅の留守番電話に聞き覚えのある声がメッセージとして残されていました。
『転職苦労人さんのお宅でしょうか、××社人事部の物ですが・・・お久しぶりです』
確かに久しぶりです、前職を辞めてそろそろ2年半が経過しています。このあとまだ連絡がとれていないので、用件が分からないのですが、実は1年前にも違った方から電話がありました。この時の用件は、出戻り の依頼でした。要は会社に戻ってきてほしいという話です。今回の用件は別物かもしれませんが、それでも前の会社から電話がこの2年半で2回、しかもオフィシャルな形で頂いたというのは面白いものです。
ここで考える退職時の対応とは?
退職時にみなさんならどう言って、辞めますか?
- 最後なんで、会社に対して言いたい事をぶちまけてから辞める
- 最後でも、あくまで前向きに自分の都合で辞めることを主張する
1.という方を私は何人も見てきましたし、それに加え最後ですから会社への不平不満をたくさん口にしたくなるもの。会社に残る方から見れば、あまりいい気持ちではないものです。2.は私が言いたい、美しい会社の辞め方です。
私の場合は、自分の都合や家族の都合があったので、特に会社に対して不満があって辞めるわけではない という事を主張しました。実際不満はなかったといえばウソになりますが、それでもいやで辞めるのではないということを、やたらと最後に言った事を覚えています。
『なぜ、私に出戻りの声をかけるのですか?』
こう質問したことがあります。すると、
『転職苦労人さんは、いやで辞めたわけではないし、他の人とは違う』
というのです。他の人とは違うというのは、決して能力がすごいということではないのです。私と同じレベルのスキルをもった人は、他に5人はいます。ですが、みんな上記1.で辞めているんで声はかけないというのです。
私も1.で辞めたいなぁ・・と思った事は多いのですが、最近は全部2.で辞めるようにしています。あくまで大人に振舞うのです。このご時世なんで、とんでもない失敗転職する可能性もあります。出戻りというといいイメージを持たない人も多いかもしれません。それでも選択肢が多い方がいいわけで、こんな美しい?会社のやめ方もありかと思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
はじめましてがんばるまんと申します
ブログおもしろいです。私は会社を辞める時1で辞めました。自分の感情のほうが爆発して抑えきれませんでした。ですから2で辞めれるのはすごいと感じました。ただ辞めた後に冷静に考えたら自分の都合でやめるわけですしすごく迷惑をかけて辞めているわけですから1で辞めた事をすごく後悔しました。辞めてから学べることもたくさんあるんですよね。
また暇を見つけて読ませてもらいます。よろしくお願いします
がんばるまんさま
コメントありがとうございます。
長い目で見た時に1は損だと思います。
不思議なもので、過去というのはわりに美化されがちというか、昔はよかったなぁ・・・なんて思うもの。そんなときに喧嘩別れしたことを後悔したりするんですよね・・・