先日のクローズアップ現代のお題は、「仕事がない世界がやってくる」でした。
Airbnb や Uberなどのサービスが台頭し、アメリカではタクシードライバーが失業していると。シンギュラリティ大学 ポール・サフォー教授はこう言います。
5年、10年後には自分の仕事がなくなることが当たり前になります。爆発的な変化が続いていくでしょう。今起きている革命の前では、企業のトップでさえ無関係ではいられないのです。
引用元:http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3782_all.html
いくら生産性をアップさせても、豊かさにはつながらない時代がきていると番組では紹介されていました。スウェーデンでは、収入を守るために労働時間を短縮した話が紹介されていました。
日本で言えばつい先日、味の素が労働時間を1日あたり20分短くするというニュースがありました。会社側ではなく、労働組合側がベアアップを捨てて、時間短縮を要求したというところが面白いです。子育て、外国籍のためにも働きやすい環境をということらしいです。
ちなみにタイトルの、20年以内に、日本の労働人口の49%の仕事が「機械化」される は野村総研が試算したもので、具体的な職種は下記記事を読んでみてください。単純作業は機械化され、クリエイティビティが要求される職種は残るという感じの分け方です。
この先、何を目指すのか?
「35歳からの転職」というブログなので、20年後の55歳になる頃には「人間ができる」仕事はかなり減るということになります。会社員としてもし生き残ることを考えるならば、クリエイティブな仕事をすることが生き残る手段になります。
いきなり芸術家になれとか、コピーライターに転職するとかそういうことではなく、「自分でないとできない仕事」を確立する必要があるということです。「セルフブランディング」と言いますが、いわゆる社名や看板ではない、その人が持つ価値を追求しておかないと機械にとって代わられたり、優秀な人間にそのポジションを奪われることになります。
番組や野村総研の話をどこか他人事と感じる人と、時代の変化を感じ取って今から少しずつ動く人では、20年後に大きな差が生まれます。時代について行くとか、取り残されないようにというよりかは、変化を楽しむことができるかどうかにかかっていると思います。思わぬ軌道修正を強いられたとしても、流れに乗れるゆるさをもつことがこれからの時代大切になりそうです。
わたしも3年前くらいから、少しずつセルフブランディングを意識して動くようにしています。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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