転職コラムで、ちょっと待った!「会社辞めたい」と思ったら、もう一度考え直してみよう!という記事を、よく見かけます。
- その会社で、本当にやりたいことはないのか
- 本当に、辞めたいという気持ちはあるのか
- 勢いで転職する人は、失敗する
なんとか踏みとどまってもらいたい、そういったお話が多いのですが、わたしは「素直に、自分の気持ちに正直になって、転職活動をスタートしてみれば?」そう思います。
選択肢は多いほうがいい!
勢いで転職すると失敗すると言いますが、勢いがないと転職に踏み切れないのも事実です。えいっ!っていう、あの気合がないと、そう簡単には転職活動できません。今までの習慣(決まった通勤路があって、決まったオフィスがあって、決まったデスクがある)をすべて断つ行動というのは、やはり勢いがないとだめです。
辞めたいというその勢いのまま、とりあえず転職活動してみるのです。転職したいという意志なんて、何回か満員電車で揺られたら、忘れちゃうくらい最初は弱い決心だったりします。勢いで転職活動すると、他社の「芝生の青さ」が見えてきます。隣の芝生の青さも見えるのですが、自分の会社のいいところも見えてくるし、やっぱり悪いという判断になるかもしれません。
結局、他と比較しないと、自社がどうなのかよく分からないのです。選択肢を増やすことは、決して間違いではありません。転職活動中であることを、上司や同僚に言わなければ、他社がだめそうなら、黙ってそのまま働き続ければいいだけです。なかったことにすればいいのです。
一歩踏み出すことが、どれだけ難しいかは、皆さんもよく分かるはずです。どんなきっかけかは知りませんが、転職しようと一度心に決めたのなら、迷わずまず活動してみるべきです。ちょっと待たなくていい、待ったらその決心はすぐ消えてしまいます。
勢いで飛び出して、見つけられるだけカードを集めて、そのカードの中に今働いているところも混ぜて考えてみてください。その結果、働き続けるという回答になったら、それはそれでステキな答えを見つけたことになります。
意外と転職にちょっと待った!をかけることは簡単で、むしろ一歩踏み出す方が本当にハードルが高いです。ハードルが高いのですから、その勢いを殺さずにいきたいものです。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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