マイナビウーマンの記事、「転職するならこの業界!これから需要が増える仕事「高齢者、医療、市場分析、多言語、心理」」 が、米労働省労働統計局が予測する「2020年までに需要がアップするお仕事」 なので、「日本の成長産業」と比較してみました。まずはアメリカで今後増えるお仕事の引用です。
パーソナルケアのお仕事には、チャイルドケア、お葬式をオーガナイズする職員、フィットネス・トレイナー、アニマル・トレイナー、マニキュア師等が含まれる。自宅で過ごしたい高齢者が増えるために、上記のお仕事の需要も増えるとか。ホーム・ヘルスエイドのお仕事には、歩行ヘルスケアサービスに従事する人や、老人ホームや自宅等で高齢者の健康をサポートするお仕事が含まれる。
日本でも介護を自宅で行ってもらう流れは、特別養護老人ホームへの入所を要介護3以上に制限したりするなど、間違いなくニーズは高まる分野です。しかしニーズは高まっても、低賃金が解消されないので、人材不足の状況が日本では続きます。
「お葬式をオーガナイズする」
日本も超高齢者社会で、亡くなる方が増えるので成長産業だよなぁ~と思っていたところ、つい先日こんな事がありました。法事に参加した時に、わたしは葬儀屋さんになぜか積極的に話しかけたんです。(たぶん業界の事が知りたかったから)すると、
「うちは葬儀屋では老舗なんですが、今はそこら中がセレモニーホールなんですよ。」
確かに地方都市を車で走ると、お店だったところが××ホールと葬儀会場に変わっています。しかもかなりの数でそうなっています。地方局のCMの本数もかなりです。葬儀屋さんは、こうもつぶやいてました。
「成長分野って言われますが、ものすごく激戦区です・・・」
16位のメディカル・セクレタリーとは、医師の指示のもと、診断書や診療記録を作成したり、医師の事務作業をサポートするお仕事。事務職では唯一大幅な増加が見られる職種。18位のマリッジ・カウンセラーも、これからますます離婚する夫婦が増えるのか、相談しに行くハードルが下がるのか、気になるところ。
メディカル・セクレタリーも日本ならば医療事務ですかね?事務職で、”唯一”という言葉が白いです。日本も事務職で今後伸びるところって、どこ?と。たぶんないに等しいでしょう。
アメリカと日本の 「成長産業」
アメリカ → 「高齢者、医療、市場分析、多言語、心理」
日本 → 「エネルギー、農林水産業、健康・介護、観光」
多言語は、”通訳者・翻訳者”を記事では進めています。日本の成長産業である観光、あるいは東京都のヘッドクォーター特区の外資系企業の誘致で、これらはニーズがあると予測できます。音声認識の技術がもっとよくなると、”スマホ”もライバルですよね。一応ですが、翻訳できちゃいますから。
心理は、”メンタルヘルス・カウンセラー”を記事では進めていますが、日本は既にこういった患者さんが多いので、アメリカほどの伸びはないものと予測されます。
市場分析は、”マーケティング”もありましたが、どちらかというとメディカル系のことでした。ビックデータが流行ってますが、そっちではないようです。
実際のところ、どの分野の需要が増えていくのか?とても興味があります。未来のことなので、予測違いな分野もあると思いますが、こういった情報を集めていく事で、何か見えるものがあるんじゃないかと思っています。
小泉元総理の発言、「原発即ゼロ」が万が一実現したら、ただでさえエネルギー分野は成長産業と考えられているのに、その加速度はハンパないものになりますよね。未来は分からないなぁ・・・・
知らない業界の調査方法については↓
「自分の知らない業界」を知る14の方法(リクナビNEXT)
関連記事: 【転職】今後成長する5つの気になる業種・業界とは?
(農林水産業、観光についても、ちょこっとふれています)
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
自分に合った仕事は、あるでしょうけど。その仕事に出会える機会が増えると良いと思います。
ねこさま
コメントありがとうございます!
仕事に出会える機会があるようで、実は見逃している事が多いので、きちんとアンテナ立てないといけないなと自省しております。