ジョブローテーション
日系企業で特に大きな会社で行われるこの制度ですが、転職組や外資系企業から見るとどうもなじまないこの制度。
・人材を育成するため
・組織を活性化させるため
という理由で部署異動をさせるのですが、新卒からプロパーで来ている方はいいとして、転職組はたまったものではありません。なぜなら、その職種・スキル、今までの経験で採用されているからです。営業で採用された人が突然人事と言われたら、次の転職を考えざるを得ません。
わたしが以前いた会社では会社の資本が変わって、急きょジョブローテーションが始まりました。すると、自分のスキルや経験とアンマッチと感じた人が流出するという結果になりました。人材育成や活性化というと、とても聞こえがいい制度のように思えますが、
・あの部署の方がまだいいんじゃない?といって、ネガティブに送り出す
・あの人、うちの部署10年以上だからそろそろ・・・というローテーション
かなりネガティブな事も多いです。一方で、「組織変更」を “頻繁に” する会社ってあります。半年で組織が変わるという会社です。ワンマンな会社で起こりがちな頻繁な組織変更ですが、これも一種のジョブローテーションです。
いろんなプロジェクトを立ち上げては消えるというタイプもあります。腰を据えて事業を行うという発想が経営陣にない場合に起こります。変化に即座に対応するためというのはいいものの、プロジェクト立ち上げ時も当然即座に対応してやったもの。
以前、「会議体」がどうなっているかを面接で聞くということを書きましたが、ジョブローテーション、組織変更、プロジェクトについても面接で聞いてみる事をお薦めします。でないと、自らがジョブローテーションの犠牲者になってしまいます!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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