先日、「自己啓発」 本を何冊も買ってしまう人へという記事を書いて、仕事で悩む人に対して「悩みの原因」を真剣に追求しないと、麻酔薬でしかないという事を書きました。今回もそれに近いおはなしです。
アランの 「幸福論」 に、このような一節があります。
どんな職業も自分が導くかぎりでは愉快だが、服従するかぎりでは不愉快である。
この一文、なかなか深い言葉です。これを職業ではなく、仕事と考えてもいいかと。自分が導く(仕切る)仕事というのは、責任もありますが面白い。ただただ言われた通りに動く仕事というのは、面白くありません。
アランの言うとおり 「職業」 と考えれば、自営業であったり起業したり、その会社の社長になるということは愉快で、サラリーマンは不愉快ということになります。
”どんな職業も” と書いてある事が、「転職」 の根幹にもつながります。わたしも5社ほど転職していますが、やっぱり自分で導く方が楽しいです。職種や社名、役職が基準ではなく、「自分が導くか」 そうでないか という事がとても大切とアランは説いています。
責任がない方がラクという方もいますが、それは完全にサラリーマン生活に毒されています。サラリーマンという前提までも外して考えることが大切です。アランの 「幸福論」 では幸せになる義務があると説くところもあります。
悩むより幸せを追求するために、考え方を変えてみるのも面白いかもしれませんよ!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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