オイコノミアネタの2回目です、経済学で 「やる気」 を引き出すという内容でした。
仕事場を楽しく!
離職率が年間28%から4%まで下がった
そう話したのは、サイボウズ青野社長。仕事場を楽しくということで、取り組んだのが部活動。スラムダンク部(バスケ部)など、22部あって、5人集まれば年間1人1万円が支給されます。同じ部署のメンバーだけで作ってはいけないというルールがあり、社内の風通しもよくなったそうです。青野社長曰く、
離職率が高いと、採用をどんどんしないといけない。採用コストがかかるし、教育コストもかかる。さらに時間もかかるため、辞めない方が合理的に得だという事が分かった。
社員100人がいたら、それぞれ欲しいものが違う。お金が欲しいという人もいれば、時間が欲しい人もいる。また、感謝されたいという人もいる。それぞれニーズが違っていて、多様化している
サイボウズの離職率が下がりはじめると、売上が伸びているそうです。
部活動というコミニケーションの活性化⇒会社への帰属意識がやる気を引き出す ⇒ 離職率低下 ⇒ 社内コスト抑えられる
離職率って有給消化率みたいに数値目標として、人事部に課される事があります。サイボウズのような取組をして、初めて低下するものですが、こういう取り組みを行う会社はまだまだ少数です。一方で離職率が低すぎるのも、わたしは問題だと思っています。現状維持の塊のような組織は、それはそれでよろしくないからです。
ご褒美をあげる!
いろんな会社のご褒美制度について、紹介がありました。
<ご褒美制度>
コンペ優勝者に海外旅行
毎月販売実績優秀者に15万円+寿司
早起き支援 ⇒ 早起きは1000円の得。出社時間1時間あたり500円
デート支援
懇親会支援
CMに出られる
バッジ制度
社内通貨
ポイント制度
パーティ参加権
24時間無料の社員食堂
いろいろ考えて、「やる気」を引き出そうとしていますね。サイボウズの青野さんが言う多様化って、本当にその通りだと思います。みんながみんなお金でやる気を出すわけではない、社会貢献を目的にしている人も増えています。
【国民世論調査より】 「働く」という事に対して、歳を重ねるほどに 「何が」 大切になるのか?という記事を以前書きましたが、年齢によっても人の「やる気」スイッチは変わっていきます。「やる気」のコントロールは自分自身にとっても、会社にとってもとても大切なものと言えますね。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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