わたしも以前登録したことがある転職エージェント「ランスタッド」。
こちらのアンケート調査「ランスタッド・エンプロイヤーブランドリサーチ2017」の結果が、働き方についていい傾向にあるなと思ったので、ご紹介します。働き手が重視している5項目というのがあって、1位は2016年と変わらず「給与水準の高さ」、グローバルも同じだったのですが、2017年から「柔軟な勤務が可能」、「ワークライフバランス」が上位5項目に入ったそうです。
しかし、雇用する側が提供できてないと思われている9項目のうち最下位が「ワークライフバランス」ということで、労働者側のニーズを、経営陣がくみ取れていないという結果になりました。
目次
「柔軟な働き方」が実現できないボトルネックとは?
1.HRがそもそも煩雑な制度を嫌がる
攻めの人事部がある会社であれば、柔軟な働き方(出勤時間、有給消化、退社時間、在宅勤務)など多様な制度に対応してくれます。それが優秀な人材確保へつながるし、会社のためでもあるからです。しかし、そんな素敵な人事部ばかりではないことは、皆さんもご存知かと思います。バックオフィス扱いで人手不足の人事部ですと、こういう新しい働き方までとても手が回りません。
2.自己管理が難しい
決まった時間に会社へ行って、決まった時間に会社に帰っていれば、細かく仕事のパフォーマンスを指摘されることも少ないです。しかし、柔軟な働き方を許容してしまえば、自由な分当然成果は求められます。本当は自由な働き方がしたい、でも成果を求められるのはイヤ・・・という自分の中でのジレンマもあります。
3.上司が部下の監理ができない
そういった環境で仕事してきていない上司ですから、いざ部下を自由に開放したところでどうしていいか分からないのが上司です。自分の目の届くところにいたほうが、いろいろと便利・・・そして、評価もしやすいという旧来の働き方がしみついているので、柔軟な働き方に実は対応できません。
4.同僚の理解がない
わたしの友人で週1回勤務で働いている方がいるのですが、同僚からの理解がすべて得られているわけではないそうです。やはりやっかみみたいなものや、自分に降りかかる業務の火の粉が嫌だったりということがあります。同僚もなんとなくそばにいたほうがやりやすいし、チームワークが生まれる・・・とか本当はそうは思ってなくても、そういう理由でなかなか柔軟な働き方に対応できません。
とはいえ、働き手が柔軟な働き方を求める世の中になってきているのですから、企業側もそのニーズをくみ取れないと今後は厳しくなると思います。いい世の中になってきた・・・そう思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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