リクナビNEXTの中のコンテンツで、
登録者-スカウトランキング(リクナビNEXT:今月)
人気の経験・スキルランキング(リクナビNEXT:今月)
という2つのページは、ある意味対照的なページです。
35歳を過ぎてもニーズがあるスキルを探す
「登録者 – スカウトランキング」は、単純に 「どういう年収で、どういうスキルをもった人がオファーをいっぱいもらって、企業からレジメを検索されるか」 が分かります。35歳以上の方はほぼ出てこないんですが、ここから読み取れるのが、
「20代後半~30代前半で、スキルはあるけどまだ年収が高騰していない人」
を企業は採りに来ています。これってなんか株式投資みたいですよね・・・成長する見込みはあるけど、株価(年収)が思ったほど上昇していないから、その株(人材)を買う・・・
まぁこれは普通の話だと思うんですが、このランキングに ”35歳以上の猛者” が、たまにランクインしています。どちらかというと、こちらに注目して見ています。例えば下記の画像の方、
この方、38歳で年収1050万にも関わらず、第4位なんですよね。薬事申請ができる人材が市場には少なく、希少価値の高い人材と言えます。
「年齢を重ねても、年収が上がっても、スカウトがある職種やスキルってどういうのだろう?」
そういう目で見るのが面白くて、定期的にアクセスしてしまうページです。こういった方をブルーオーシャン(競争相手のいない領域)人材というならば、もうひとつのページはまさにレッドオーシャン・・・競合相手が多い、血で血を争うページです。
今までどういうキャリアを積んできた人に、企業はスカウトをかけるのか?
最初に紹介したページは、あくまで個人をターゲットにしたお話です。こちらは全体感として、
「どういうキャリアを積んだ人が、スカウトメールをもらいやすいか」
というページです。年収や年齢も分かりません、あくまでどういうキャリアを積んでいるかという視点のみです。スカウトメールが一番来るのが、営業・事務・企画系です。1ヶ月に出したオファー数がなんと87万件。2番目の電気、電子、機械技術者が約18万件ですから、約5倍のオファーが飛び交ってます。
「経験職務」 という欄にランキングで並んでいるんですが、1位は不動産・ハウスメーカー。4位にも土地売買業ということで、不動産系の営業は常にニーズが高いということが分かります。6位~9位も不動産関係です。2位には職種に関係なく、営業メンバー。3位も同じく職種に関係なく、営業リーダーです。
営業という職種は実は個人差がものすごくあるんですが、ひとくくりで ”営業職” って思われてしまいがちですよね。ものすごく奥深いお仕事だと思うのですが、競争相手はものすごく多いです。まさにレッドオーシャンな職種と言えます。
この2つのページが対照的なので、眺めながら考えてしまうんです・・・スカウトを実施している企業は、希少なスキルを持った人材を狙ってスカウトするケースと、とにかく人材確保第一でスカウトするケースの2つがあるんだと。
最後に・・・スカウトメールがたくさん来ると、なぜか自分の市場価値が高くなったような錯覚に陥りますが、プライベートオファー以外はあまり価値がありません。興味通知オファー、オープンオファーは意味がない理由を、下記公式サイトでチェックしてみてください。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
コメントを残す