転職の本質は自分にどれだけ「順応力」があるかを見極めること

転職 順応力

「家、ついて行ってイイですか?」に慶應卒の女性が出ていて、今日のブログ記事を思いつきました。

その女性は都内で勤めていたみずほ銀行の総合職を辞め、北九州市役所の上級職員として転職したという話でした。旦那さんが競輪選手で、その生活に合わせるための判断でしたが、奥さんはとてもあっけらかんとしていました。旦那さんがケガで仕事ができなくなったとしても、わたしが食わせてあげられるくらいのことまで言ってて、かっこいいこと言うなと思いました。

番組を見ていて思ったのは、みずほ銀行にいなくてむしろ良かったのでは?ということです。3大メガバンクのリストラが始まっていますが、人が余っている銀行にそんなに明るさは感じません。公務員が明るいかどうかは別として、少なくとも環境をさらっと変えられる彼女の「順応力」に脱帽しました。

自分の「順応力」はどれだけあるのか?

人って住み慣れた環境や、いつも働いている会社に長くいると、そこから次の一歩が踏み出せなくなることが多いです。しかし、転勤や子育て、介護といった思わぬ要因でその環境から離れないといけなくなることがよくあります。そんなとき、この女性のように華麗に転身できるかといえば、なかなか難しいのではないでしょうか?

もし、みずほ銀行というブランドが捨てられない、東京という地から離れられないと思えば、旦那の職業や勤務地はストレスでしかないわけです。しかし、旦那と生活を共にするならば、今までのものは捨て去って、北九州という地で生活していくためには何が必要かと考える・・・それが順応力なんだと思います。

そうやって予想もしてないことで環境を変えないといけないこともあれば、自ら転職活動をすることで自分の順応力がどれだけあるかを理解することができます。わたしも5つの会社に行ってみて、割と順応できるほうかもな・・・なんて思います。しかし、会社によってはどうしてもできなかった会社もありまして、すべてうまくいくわけではないこともわかりました。

それでも、自分にはある一定の「順応力」が備わっていて、おそらくこの先何があったとしても、結局自分を信じていれば何とかなる・・・そう思えるようになったのは、転職を繰り返したからだと思います。

その見極めをするためにも、一度転職活動をしてみるといいと思います。順応できないタイプの方もいて、それは悪いことではありません。むしろ順応できないんだなと自分で気づくことによって、今の会社で頑張ろうという考えを持つのも大切です。

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    35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。