自分のキャリアに固執しないで、キャリアの可能性を広げるためには何をしたらいいのでしょう?
目次
異業種・異職種に転職してみる
異業種、異職種に転職してみると、意外と仕事で共通するスキルを見つけることができます。わたしはシステム系と事務系で異職種に転職しましたし、業種もコンサルからメーカー、小売りまで幅広く転職してきました。もちろん転職面接のときには、一貫性がないとか、どうキャリアとつながるのと言った面接官からの質問をイヤというほど浴びてきましたが、それでも仕事の幅が大きく広がったと思います。
「キャリアを守る」のではなく「応用する」と考える
10年同じ業種、同じ職種でキャリアを積んできた人にとっては、そのキャリアを守りたい、生かしたいと思うのは普通の感情です。しかし、守ろうとするあまり、キャリアに幅や面白みが出ないのも事実です。そのキャリアを使って、次に何がしたいのか、何に応用できるのかと考えて仕事をしてみるといいと思います。
いつも付き合っている以外の人に会う
いつも同じ時間に会社に行って、いつもと同じ会議に参加して、いつもと同じ資料を準備する・・・ルーティーンって、自分自身で生み出すところもあります。考えずに手を動かすというステップにまでなれば、ストレスをストレスと感じなくなるからです。これはこれでメリットでもあるのですが、同時に「思考停止」状態をもたらします。
何も考えないことはラクではあるのですが、何の刺激もなければ何の変化もない状態になってしまいます。だから、敢えて違う刺激を与えるために、いつも会わない人に会ってみるといいと思います。異業種交流会に参加するというわけではなく、イベントに行って誰かの話を聞くだけでもいいですし、いつものメンバーとは違う人と飲むなど、自分の生活に幅を持たせるのです。
この時代、キャリアに固執して転職するほうがむしろリスクが高いとわたしは思います。そのスキル、そのキャリアが突然陳腐化したときに、身動きが取れなくなるからです。そろばん3級なんて無意味な時代に、そろばんで食っていこうとするようなものです。それほど時代の変化は早いので、スキルがキャッチアップできていなければ、自分のスキルを横展開してみることも必要だと思います。
面接で一貫性のないキャリアへの言い訳や面接官対策をしているときにも、異業種・異職種への転職と今のキャリアの共通点が自然と浮かび上がってきます。そうやって無理やりにでもキャリアを横展開し続けていると、意外と仕事の幅も広がって、それが人生のリスクヘッジにもつながると思います。
自分のキャリアに固執しないで、応用して横展開してみてください!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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