わたしは佐々木俊尚さんの朝8時のキュレーションを楽しみにしていて、今日はどんなツイートがくるのかな?(Facebookでも見られます)と心待ちにしているのですが、その中にあった
末期ガンの人に聞いた言葉 「外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだ」。世界から自分だけが切り離されていくという絶対的な孤独をどう受け入れるか。
この言葉を見た時に自分は末期ガンでもないのに、どこか気持ちがシンクロしたのでした。それがなんなのか?なぜシンクロしたのかを考えてみると、ある共通点に気づきました。
目次
外の世界
最初この記事を読んだ時に、末期ガンの方は当然の事ながら 『生と死』 という観点でこの言葉を語っていると思いました。自分が死んでも、世の中は何事もなかったように続いていく そんな意味なんだろうと。元記事を読むと、それはどうやらハズレだという事に気づかされます。
「自分がガンであると告知されたときよりも、周囲の人々にそのことを伝える方が私にとってはずっと苦痛でした。そう伝えたとたんにみんながすうっと後ろに下がっていくように感じたからです。彼らの頭の中で私なしの人生がそこですでに始まっていました、私はまだ目の前にいるというのに!」
「なんていうか・・・外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだっていうか・・・それを納得しなくちゃいけないんだ、っていうことをずっと考えてる」
ガン自体の痛み、苦しみよりも、この孤独感の方が恐怖なんですね・・・あまりに深くて、言葉がありませんでした。当然味わったことのない感覚であるはずなのに、どこかで味わっている・・・そう思わずにはいられませんでした。
そう、あの感覚
『辞表を会社に提出した瞬間』 『辞めることを上司や同僚、仲間に伝えた瞬間』って、この感覚に襲われるな・・・この記事を読んで、まずそう思いました。自分が辞めても、会社って何事もなかったかのように動いていくんだな という寂しさや孤独感です。
かたや生死という深いレベルの話なのに、会社を辞める辞めないの話とシンクロさせるなんて!って思ったんですが、今の自分がシンクロできるのは、このレベルでしかない・・・
自分が思っているほど、会社はあなたを必要としていないということに気づくべき
会社を辞める時に、『自分がいなけりゃ、会社は回らない』 とか、『自分が辞めてしまったら、会社に迷惑がかかる』なんて思う人って、すごく多いです。実際はというと、あなたが思っているほど迷惑もかからないし、会社って回るのです。この話と一緒で、辞表を出した時から、同僚に伝えた瞬間から、仲間はあなた抜きの職場を描き始めるのです。
それは孤独感でもあり、恐怖でもあるんですが、それが会社を辞めるということです。こういう時は孤独感よりも、自分の未来を強く感じてください。なぜなら、我々はまだ生きられる期間がおそらく十分残されていて、そこには未来を描く事ができるから。
仲間はあなた抜きの未来を描き、あなたはあなた自身の未来を描いて、前に進めばいいのです。この孤独感は、送別会が終わった後にもしばらく続きます、これは未練タラタラなわたしの場合ですよ。だいたいの場合は、次の会社に入ったり、起業したり、新しい仲間に出会うと忘れます。恋愛もそんな感じかもしれませんね
元記事は既に削除されてしまいました・・・残念!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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