「あぁ・・・もうダメだ!こんな会社、辞めてやる!」
こんな思いに、今まで何度なったことでしょう・・・10回?いや、軽く100回はそう思いました。そのうちの95%以上は、辞めてやると思っても辞表を書くこともしないし、結局はガマンして翌日オフィスに向かいます。残り5%は辞表を書いて、いつ上司に渡そうか・・・それだけを考えているという時期がありました。
辞表を出してしまうと、同僚や上司からは何をやっても、
「どうせ、来月には辞めちゃうんだよね~」
どんなにいいアイディアも、そのときすごい業績を残したとしても、すでに他人扱い。辞表とはそういうもので、辞表の提出が縁の切れ目になってしまうのです。
辞表を出したときのあの「解放感」
みなさんは辞表を書いてから、提出までどれくらいの期間を要しますか?わたしの場合は、頭の中で悶々とするのは半年とか1年、2年くらい悩む時期はありますが、辞表を書いてしまったら翌日には提出してしまうタイプです。
辞表を出したときのあの「解放感」はいつも爽快で、いろんな会社のしがらみが溶けて消えていくような気がして、肩の荷が下りるといいますが、辞表を出したときはそのコトバを本当に実感します。
辞表を出すちょっと前、辞めると決断して、いつ辞表を提出しようかという時期は、不思議といろんなアイディアが湧いてきます。力が抜けて、いい状態になっているらしく、新しいビジネスの構想がいろいろと浮かびます。
という自分の特性を知ってからというもの、「いついつには辞めてやる!」という意識をおいて仕事に臨む癖がついていました。どうせ1年後には辞めるのだから、そこまでは頑張ろうと自分をごまかしながら働いていました。マラソンでもゴールテープが見えない状態というのは、疲れだけがやってきて、頑張りようがなかったりします。
しかし、仮のゴールテープ(辞めると仮設定する)ことで、そこまでは頑張ろうと自分を鼓舞することができます。そんなごまかしをしなくてもいい状態で働けることが理想ですが、やはり辞表を出す!と決めた時は、そこまでは頑張るぞ!という気持ちから、仕事のパフォーマンスが急激にあがる気がしてなりません。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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