美容室のスタイリストさんが、話していたことです。
スタイリスト(以下ス):「この店がオープンしたとき、元店長がメンバーとして集結したんですよー」
この話を受けて、わたしの頭の中で次のような変換をしました。
わたし:「それって、サラリーマンでいうならマネージャー経験者が集結した新部署ができたってこと?」
頭の中で変換しながら、つい口に出していました(笑)
ス:「そうですね、会社に置き換えるとそういう状態ですね」
わたし:「それでお店はどうなったんですか?」
わたしが用意した回答
そう質問しながら、2パターンの回答を用意しました。
A:「管理職経験者の集合で、群雄割拠状態になり、自分が自分がという修羅場になった」
B:「部下の気持ちを察する人たちが集まって、まとまりのある部署ができた」
「美容という世界において、自分の腕は大切!」
そう考えると、Aパターンの回答が濃厚だろうと予測して待っていました。すると、スタイリストさんはこう話し始めました。
ス:「いやぁ~、最強でしたね、あの時は」
わたし:「最強?」
ス:「元店長ばかりじゃないですか?みんながお店全体を見えているんですよ。新人スタイリストのサポートも、誰が何かをいうわけでなく、スーッとできちゃう。髪の毛を切る時間が必要以上にかかっていても、誰かがカバーしちゃう」
わたし:「上に立ったものにしか、分からないことってありますよね?」
ス:「そうなんです、全員が部下という立場に降格しちゃっているですが、上司の気持ちをくみ取っているんです」
親の心子知らず ということわざがあるように、サラリーマン社会でも 上司の心部下知らず ということは多々あります。部下を持つ気持ち、自分がリーダーとなってチームをまとめる責任というのは、やった人でないと分かりません。
そういう経験者が集まった部署で仕事ができたら・・・こんなチームビルディングができたら、とても幸せなことだと思います。美容の世界においても、サラリーマンの世界においても、このような稀有な事はまずないでしょう。まさに理想の環境です。
どんな小さなことでも、リーダーという職務をやってみるというのは、自分を次のステップへと連れて行ってくれます。わたしもあの1歩を経験して、人間として大きくなったなぁ~って思います。
部下の心上司知らずって、いう場合も多いですよね(笑)
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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