STAP細胞研究で、小保方晴子さんがリーダーに抜擢され研究成果を挙げた! というニュースで持ちきりです。
「30歳」 という若さで、しかも 「女性」 でリーダーに抜擢され、成果を挙げた
という報道に、とても違和感を感じます。
未だに残る「年齢」・「性別」の壁
これが「45歳」だったら、これが「男性」だったら、こんな報道にはならなかったんだろうと思います。ということは、「30歳」という若さ、「女性」という性別で、リーダーになったり、こういった画期的な成果を出すというのは、まだまだ珍しいこと と聞こえてしまいます。(割ぽう着やリケジョ、美しさなどの、尾ひれはひれまでついちゃう)STAP細胞のニュースに限らず、現実社会においても、まだまだこの考え方は消えていません。
「若さ」や「性別」は関係なく、個人の 「努力・実績」 をきちんと評価できるか?
“年功序列が崩壊しつつある”
とよく言われますが、残念ながらまだまだ崩壊していません。これは昇進・昇格という制度上の意味だけではなく、日々の仕事場で起きる ”考え方” についてもそうです。
「彼はまだまだ若いからな~、彼女の発想はまだまだ浅い」
っていう先輩や上司は、思考までもが完全に 「年功序列化」 してしまっています。
「年齢や性別、今までの実績などを全く考えないで、個のアイディアに対してニュートラルに向き合えるか」
これを本当にできる経営者、上司、会社ってどれくらいかな? ニュースを見て、そう思いました。もしこれが “普通の” 企業の中で行われ、思考が「年功序列化」された環境で研究が行われていたら、つぶされていただろうと思います。
どんなに信念が強くとも、会社とは恐ろしい・・・組織が、なんとなく決まっている暗黙のルールがその発想をつぶしにかかります。みなさんの身の回りでも、同じような事はいつも起きています。
・20代の若僧が、何言ってんだ
・(男性向け商品を作っているなら)女性は何言ってんだ?
・大した実績もないくせに、何言っちゃってんだ?
・前に一度失敗しているから、今回も売れない
こういう発想は日常茶飯事的にあり、目の前にある「金の卵」をどんどんつぶしていっているのです。会社ではこういうケースもよくあります。
「ながーい議論の末、会議で決定した」
そのながーい議論をしたこと自体に満足してしまって、途中にあった「金の卵」を見逃してしまうことって多いです。であれば、
「議論を重ねるよりも、1秒でも早く市場に出して試す」
答えは商品やサービスの提供を受けるお客さんや市場にあるわけで、会議の場にはないんです。日々の議論や発想には、「金の卵」がいっぱいあります。その「金の卵」をつぶさない事ができる人、個のアイディアに何の先入観も持たずにニュートラルに接することができる人が、本当のリーダー! そう思うニュースでした。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
現在されている報道、本当に残念です。
続報をしかと待ち見極めたいです。
ホンモノ、ニセモノ、ゴースト、コピー、、、
日々の情報も絶えまなく常識を疑ってかからないといけない世の中になったのかと落胆しています。
我々にとっては求人ですかね(苦笑)
たけぞうさま
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、わたしたちにとっては求人ですね(笑)