2013年から2014年のDODAのデータによると、35歳から45歳までの転職時の平均年収アップ額は60万から70万、平均年収アップ率は約12%という結果が出ています。(DODAを利用した転職前年収が300万以上で、年収アップ額上位6000名を集計)
できれば3桁(100万円)以上の年収大幅アップを狙いたいのですが、いろんな壁があって実現できないこともあります。わたしは1回だけ3桁を経験していますが、それ以降は平均くらいか現状維持ということもありました。転職で大きく年収アップさせるために必要な3つの方法について書いてみます。
目次
1.日系企業から外資系企業へ転職をする
日系企業と比べて、外資系企業のほうが年収が上がりやすいです。わたしもそうでしたし、周りの友人を見ていても日系企業から飛び出した瞬間に、急にベースアップしています。
日系企業に入るとガチガチの給与テーブル制がひかれていて、年齢や役職、勤続年数である程度年収を決められてしまう可能性があります。一方の外資系企業は、前職の年収がベースになっていたり、その時の会社の業績や、その人材の欲しい度合いで大きく年収がアップすることがありました。
わたしと同年齢で同じポジションであっても、年収差で数百万ということもありました。その人と何が違っていたかというと、前職でもらっていた年収でした。年収のメリハリが、外資系企業のほうがあります。
2.年収の高い業種へ転職する
キャリアに一貫性がないといわれる可能性はありますが、あえて年収の高い業種への転職を1回はさむという方法もあります。わたしもメーカーからITコンサルという業種変更をして転職、100万以上の年収アップに成功しました。そのあとも、このITコンサル当時の年収がベースのまま転職を繰り返すことができました。
その業種の平均的な年収がある程度見えているならば、他社へ転職してもそんなに大きく年収はアップしません。リスクはありますが、異業種への転職を1回はさんで自分の年収ベースを上げておくという手もあります。
3.年収の額面だけで考えない
これはよく言われることですが、年収の額面だけで考えないことです。福利厚生(例えば住宅補助)、社員持ち株、服装自由ならばスーツやワイシャツなどの購入がいらないなど、その会社の制度によって出費が抑えられるのなら、可処分所得が多くなるからそれでいいと考えます。
大企業の場合は、先ほどのテーブル制でガチガチに年収を決められてしまう可能性もあるのですが、一方でこの福利厚生が強いです。年収は交渉できなくても、前職でなかった福利厚生を多く勝ち取って実質の年収増を狙うという手もあります。
自分自身のスキルスペックとそれに見合った年収がもらえていることが理想なのですが、ここにギャップがあるとたとえ上記で転職活動したとしても、市場価値に見合った年収に収束していくので、やはり自分磨きが一番年収を上げるコツになると思います。ただ、同じ業界で年収のマンネリに陥っている場合は、こういった刺激策もありだと思います。
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
[…] (引用)“転職で年収を大幅アップさせる3つの方法” (35歳からの転職)https://35career.com/post/5825 […]