「35歳転職限界説」 という言葉があるように、転職において35歳が年齢的な節目と言われてきました。
ところが35歳転職限界説も崩れ、次の節目はどこになるのかな・・・と考えてみると、それは不惑の40歳ではないかと。「40にして惑わず」 と言った孔子の時代から2500年経過した今、糸井重里さんはこう言いました。
「40歳は、惑う。」
40歳になっても、やっぱり惑います。惑っている人が多い中、SPAの特集でこんな記事がありました。
週刊SPA!3/11発売号「40代で会社を辞めた人のリアル」では40代サラリーマン2000人にアンケートを行い、40代転職者のリアルを報告している。そのなかで特徴的だったのは、退職者の6割は収入が減っていたが、8割はなんと「幸福度が上がった」と回答していたことだ。
収入が減るなんて・・・そう思われるかもしれませんが、40歳という区切りを迎えて本当に自分のやりたいことを見つけたり、自分にとって何が大切なのかを理解した結果が、幸福度が上がる転職につながったんだと思います。
人生80年だとすると、折り返し地点の40歳です。介護保険料の支払いが始まり、親の介護を意識しないといけない年齢です。自身も30代よりも老いを感じるようになり、少しだけ死を意識する事も増えてきます。結婚式に参加する回数も格段に減り、お葬式への参加が増えていきます。
実際に転職をしたことがある40代、50代はリクナビNEXT調べでは約20%で、5人に1人です。他の人は定年まで今の会社で働き続けたいと思っていて、実際に転職する人の数というのは多くはありませんが、SPAの結果からも一歩踏み出した人は幸福度が上がっています。
40歳からの転職でやっと 「幸福」 を得られるわけですが、20代、30代で転職に失敗したと思っている方もいると思います。でも、この失敗もすべてひっくるめての 「幸福」 です。その失敗は間違いなく糧になっているから、幸福が得られるのです。
輝く40代、50代になるために、今できること(リクナビNEXT)
40歳にして惑っている方のアンケート結果が、下記でチェックできますよ!
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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