「嫌われる勇気」を転職バイブル本として使う

2014年上半期Amazonで最も売れた 「嫌われる勇気」 という本を読みながら、

「この本って、転職考えている人に向いているな」

そう思いました。面接必勝法やSPI攻略という具体的なものではありませんが、今までにないタイプの本であり、考え方です。例えば、人は常に「変わらない」という決心をしている という章からです。

新しいライフスタイルを選んでしまったら、新しい自分になにが起きるかもわからないし、目の前の出来事にどう対処すればいいかもわかりません。未来が見通しづらくなるし、不安だらけの生を送ることになる。つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままのわたし」でいることのほうが楽であり、安心なのです。

「転職してやる!」って何回も言いながら、結局転職しない人はだいたいこんな感じです。次は、すべての悩みは「対人関係の悩み」 という章からです。章のタイトルだけで、心つかまれませんか?

この対人関係の悩みの章は長く、最終的には、

健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較で生まれるもの

人生は競争ではないとも説きます。コンパクトにまとめられませんので、ここはぜひ本を手に取って読んでみてください。実際、対人関係で悩む人は異様に多いです!ワーカホリックは人生の嘘 という章では、

仕事を口実に、他の責任を回避しようとしているにすぎません。家事にも、子育てにも、あるいは友人との交友や趣味にも、すべてに関心を寄せるべき。「会社」など、ほんの一部にすぎない。

ワーカホリックの人は人生の調和を確かに欠いています。周りのワーカーホリッカーに読ませたい!最後に、「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ の章をご紹介して終わります。

過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。

面接で「10年後のキャリアプランを教えてください」っていう質問ありますが、あれって無意味ですよね?わたしも自分自身のキャリアを振り返る時、なんとなくストーリー仕立てにしてしまうんですが、結局はその時その時を真剣に生きた結果です。点をムリに線にする必要はないんですよね・・・・

自己啓発ばっかり読んでないで なんて記事を先日書きましたが、「嫌われる勇気」という本にガツンとやられました(笑)転職を考えている人のバイブルになります、これは!

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎, 古賀 史健
1,600円(11/23 17:25時点)
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1 個のコメント

  • コメントありがとうございます!
    コメントを見落としてしまったのですが、こういった会があったんですね・・
    東京でやらないかな・・・
    > はじめまして。
    > 『嫌われる勇気』読書会&講演会にご参加されると
    > より深く理解されるかと思います。
    > よろしければぜひご参加ください。
    >
    > 11月09日(日)13:30~
    > 新大阪丸ビル新館 609号室 
    >

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    35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。