【逆転の仕事論より】 「安定はスキルダウン」という名言

逆転の仕事論

ホリエモンこと堀江貴文さんの「あえて、レールから外れる。逆転の仕事論」を読みました。

その中で最も印象に残った言葉が、小田吉男さんが言ったこの言葉です。「お願い!ランキング」のビジコンサロンに堀江さんと出演され、新規事業についてアドバイスされていますし、ホリエモンチャンネルにもよく出演されています。

安定は、スキルダウンしていくのでそっちの方が怖い。

安定という言葉を聞いて、現状維持までは書けます。それを “スキルダウンしていく” と表現した小田さんが正直すごいなと。安定という言葉とは真逆の言葉をチョイスするところが、ものすごく心に刺さりました。さらにこんな言葉も。

不安定だから、努力をしたり勉強したり出来るので、スキルが上がってきて、結果安定になります。

これ転職にも言えることですよね。転職してすぐというのは、会社のことは何もわからない不安定な状態だから、必死に努力をします。そのうちスキルが上がってきて、安定します。

小田さんは転職のことは言ってなくて、もっと上のレベルを指してます。本のタイトルにもなっているレールから外れるという言葉のとおり、サラリーマンが本当に安定なのか?やらされている仕事が、本当に安定なのかということです。

本を通して言えること

以前、嫌われる勇気という本は転職のバイブル という記事を書きました。「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ という名言があるのですが、この本に出てくる他7名(武田双雲さん、佐渡島庸平さん、増田セバスチャンさん、田村淳さん、HIKAKINさん、小橋賢児さん、岡田斗司夫さん)はみなさん、「いま、ここ」にスポットを当てることを実践してらっしゃる方々です。

嫌われる勇気を実践している人が集まった本が「逆転の仕事論」だと、わたしは思います。佐渡島庸平さんはマンガ宇宙兄弟の編集に携わった方で、2度ほど講演を聞きに行きましたが大変話が面白い!ロンブー淳さんも、土曜日夕方のMXテレビでやっている淳と隆の週刊リテラシーという番組を見てると、こういう番組を本当はやりたいんだろうな・・そう思えるほどイキイキとされてます。

堀江さんが冒頭で言っている言葉を引用して終わります。堀江さんは先を見通す発言をよくされるし、それがまた本当になることが多いので、自分の肝に銘じておきます。歳を重ねるほど、変われなくなってしまうので。

あなたは、決まったレールの上を歩き、仕事をやらされる人生から、大幅なシフトチェンジを迫られている。レールの上を歩く人はこれからの変化に対応できない。

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

堀江 貴文
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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。