転職サイトでキーワードを使って、求人検索することってありますよね?検索の窓に入力する言葉といったら、
1.ベタに社名、職種、業種などを入力する
2.求人の条件を入力する。例えば年間休日120日以上、未経験可、服装自由、学歴不問、正社員など
というところが普通です。下記は転職サイト・リクナビNEXTの検索の窓です。入力のところに、”社名や職種、業種を入力してください” と書いてあります。ところが・・・
検索窓のすぐ下に、先週のキーワードランキング(みんなが検索したキーワードランキング)というのがあって、”先週リクナビNEXTの検索の窓に何を打ち込んだか” のベスト100が載っています。実際クリックして、ランキングを見てみると、社名、職種・・・入力している人がいない!
そして、職種は事務が5位、業種は法律事務所が12位・・・だれも指示通り入力していないという結果です。ではみなさんは、何をキーワードにして求人探しをしているんでしょうか?
目次
転職サイト 「キーワードランキング」 のベスト3は?
1位:40代
2位:50代
3位:英語
という結果です。ブログ書いた時点での結果ですが、上位2つは長い間同じ結果です。3位の英語は分かるんですが、1位と2位になぜこのような言葉が入っているんでしょうか?2つ理由があると、わたしは思っています。
1.検索サイトで年齢検索ができなくなってしまった
雇用対策法の改正によって、年齢制限が禁止となりました。それ以来大手転職サイトで、年齢で求人検索ができなくなってしまったため、やむを得ず検索窓に年齢を入力しているためです。
ちなみに”40代”で実際検索すると、不動産の営業のお仕事がいっぱい並びます・・・・あとは40代のモデル年収がひっかかります。企業側の年齢のホンネっていうのは、残念ながら応募しないと分からないんですよね・・・法律が年齢制限禁止しているので、ここは法律をプラスに利用して年齢関係なく応募しちゃった人が勝ちです。もし年齢が書いてあったら、応募しないところ・・・・それを何も考えずに応募できる、この幸せ!(ポジティブに考えましょう!)
30代が1位ならばまだ分かるのですが、40代が1位。そして2位は50代で、30代はベスト10にも入っていないという結果。転職サイトがメインターゲットにしているのは、20代後半~30代前半です。なのに、40代、50代が1位、2位という皮肉な結果。2つ目の理由はこう考えます。
2.35歳からの転職
団塊ジュニア(1971年生まれ~1974年生まれ)の人口は特に多く、この世代がすでに40代を迎えている、あるいはこれから迎えます。いわゆるアラフォー世代がとても多い状態が今です、これはマクロな話。
もっとミクロな話で見ると、リクナビの35歳以上の登録会員は47%なので、実は登録会員の平均年齢は高めなんです。(ここよりももっと年齢層が高いのが、イーキャリア)
転職サイトでも露骨に40代、50代を排除しているところもあります。リクナビはそうではないので、他サイトから流入するということもあります。以前、転職成功者の平均年齢が年々上昇しているという記事を書いたんですが、募集する企業側も、そしてそれを掲載する転職サイトも、いつまでも20代後半~30代前半だけで募集というわけにはいかなくなってきました。35歳以上には、とてもいい時代になってきました~
50代といえば、わたしを勇気づけた50歳の方の転職ばなしを書いたんですが、50代でも転職サイトを使った転職は十分可能です、この方はステキでした・・・・
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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