18日のクローズアップ現代は、『拡大する”ブラック企業”~過酷な長時間労働~』というテーマでした。
目次
番組を見て、率直に思ったこと
まず最初に思ったのが、これです。
『転職という選択は、想像以上にハードルが高いことなの?』
長時間労働で残業代が支払われない事が分かったら、自分ならすぐやめちゃいます。長時間労働が普通な職場環境ならば、これまたすぐ転職しちゃいます。アホな上司が強制労働させたら、文句言っちゃいます!
番組で出てきた方は20代~30代と若い方なので、まだチャンスありますって!冷静に考えてみて、その生活を40代や50代になっても続けることはできますか??
『忙しすぎて、転職活動している暇なんかない!』
『やっとのことで就職したのに、次の会社なんかあるわけがない!』
『1回辞めてブランクを作ってしまったら、次が決まらない』
『生活ができなくなってしまうから、辞められない』
と思っているかもしれませんね。なんとかなりますって、これホントです。精神的にやられてしまうくらいなら、命を捨ててしまうくらいなら、逃げちゃえばいいんです!こちらのブログは35歳以上の方が多いので、きっと
『若いというだけで、チャンスはある!』
って言うはずです。転職ってそんなにハードルが高いことなのかな??こればっかり思いながら、番組を見ていました。それ以外にも気になるキーワードがありました。
過労死ライン
厚生労働省から示されているのは ”月80時間以上”の残業時間で、過労死との因果関係が強いとのこと。月80時間というと、20営業日で考えれば1日4時間の残業。9:00-17:30な会社ならば、21:30まで毎日残業すればアウトってことになります。こちらのブログにいらっしゃる方はきっと、
『これくらいの残業はしてたよ、昔は~』
っていう世代だと思います。これって結局、”やらされ感” の問題なのかなぁ~って思います。自分でやり遂げたいと思っての4時間と、アホ上司に拘束される4時間ではまるで違います。あとは ”連続性”も問題です。4時間の残業がずっと続くのはさすがに疲れます。
メリハリが重要なんですが、ブラック企業ってブラックな上司がいて、職場の空気も”いつのまにか” ブラックなんですよね。だから働いている人は意外と自分が、”ブラック状態”にいるって気づかない。そういう人が昇進して、ブラックに毒されている事に気づかずに、ブラックな振る舞いをしてしまう・・・悪循環です。
過労死ラインは目安であって、おそらく自分の意思の中にあるものではないかとわたしは思います。
国連から長時間労働への懸念
下記は2013年5月22日の産経ニュースです↓
長時間労働などが原因の過労死・過労自殺について、国連が日本政府に「懸念」を示した上で、立法措置を含む新たな対策を講じるよう勧告していたことが22日、関係者への取材で分かった。国際機関が日本の過労死問題に踏み込んで改善を促すのは極めて異例。条約に基づき国連に状況を報告する義務があるため、政府は今後、具体的な防止策を講じる必要に迫られたといえそうだ。
こんな事があったんですね・・・知りませんでした。政府の防止策って意味あるのかな・・・時間が来たら、ビルごと電源OFFするぐらいやらないと、きっとだめでしょうね。わたしが以前いた会社なんて、照明OFFにして帰宅を促しても、PCつけて仕事していた変な人いっぱいいましたよ・・(笑)
わたしが最もお世話になった転職エージェント→ リクルートエージェント
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