「苦しくてつらい」経験を乗り越えるとキャリアアップできる?

キャリアアップ

仕事において、

「あんなに頑張ったから、今がある」
「あんなつらいおもいをしたから、自身は成長できた」

という事、よくあると思います。「苦しくてつらい」思いが深ければ深いほど、そこを乗り越えた時に得られる達成感や自信が後々役に立つというものです。

「あの時のあのつらさに比べれば、今なんてラク」

そう思えるようになるメンタルの強さも得られるので、成長はしています。こういう体験を積み重ねていくと、次第に

「苦しくてつらい思いをしなければ、成長できない」

という錯覚に陥ります。これはスポーツなどでよく見られます。(あと体育会系な会社とか)スポーツにおいてそういう鍛え方をしてもいいと思いますが、サラリーマンは同じでなくてもいいんじゃない? と。

「辛い環境に身を置かなくとも自分の思いひとつで、成長は可能」

というのが結論で、そう言われると確かにそう!と言う人も多いはずです。それでも、苦しくてつらい方へと進んでしまうのは、

「自分自身で頑張る事ができない分、他人に尻を叩かれないと成長できない」
「周りの環境にひっぱってもらわないと、怠けてしまう」

という事なんだと。苦しくてつらい方に進まなくても、楽しいまま成長も可能だし、すべて自分の思いひとつです。考え方や物の見方を変えるだけで、成長できます。転職において、

「自分をつらい環境に持っていく事で、キャリアアップをする」

という人がいます。つらい環境に自分を追い込んで満足するのですが、やはり長くは続きません。次第に疲弊してしまって、会社を辞めるというものです。そういった錯覚から抜け出してみると、楽しく人生が過ごせますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

35歳転職限界説を突破して2回内定をGet、5つの会社を渡り歩いたジョブホッパー。人生トータルでは日系・外資系企業合わせて8回内定。ムダに転職活動経験が豊富で、転職エージェントを11社利用する。マネージャーとして面接官の経験もあるため、採用する側の論理も理解している。転職完全ガイド(晋遊舎)という本に、わたしの転職ノウハウが掲載される。